夢の中まで

好きだから崇めるスタイル

増田貴久34歳の誕生日会はこのご時世開催されないと思うので呼ばれた時用に書いていた手紙をここに書きます

私の幸せは、あなたが夢を叶えていく姿を見ることです。

 


あなたを応援してきて、あなたがたくさんの夢を叶えていく姿を見てきました。夢だった東京ドームに立つ姿、4年後を見据えて作ってきた衣装を味の素スタジアムで披露した姿、ドラマの主役として演技をする姿。数えきれないほど夢を叶えてきたあなたは、その度にわたしたちに「ありがとう」と言ってくれました。わたしはそのたびに「この人を応援していてよかったな」と心から思うことができています。本当にありがとう。

 


私が1番辛いことは、あなたの夢が叶わないことです。

 


残念ながら今年に入って、あなたの夢が立ち止まってしまう瞬間を何度も味わうこととなってしまいました。見せたかった4部作の最後は、きっと思い描いてたものとは違う意味を持ってしまいました。初めての3大ドームは、一度も立つことなく、ただの日常の1日として時間が過ぎてしまいました。初めての主演ドラマは、撮影が中断してしまいました。実力が認められて勝ち取ったミュージカルは、満員の会場で演じることは難しくなってしまいました。

私の夢ではないけれど、あなたが大事にしてきた大切な夢がこんな形で立ち止まってしまうなんて、苦しくて悔しくてたまりません。

 


なんでこんなことに、と毎日考えてしまう私ですが、あなたはいつも前向きな言葉で励ましてくれました。「いつか必ず」「また絶対会おう」そんな言葉にたくさん救われた今年です。あなたの方がきっと私の何倍も、想像もできないほど大変で辛い思いをしているのに、そんな時でもわたしたちのことを気にかけて、いつかまた会えるその日を信じていてくれています。その度にまた「この人を応援していてよかった」と思うのです。

 


33歳のあなたは、本当にたくさんの夢を見せてくれました。「増田貴久」のいう一人のアイドルが、世の中にどんどん認知されていった一年だと思います。そんなあなたを応援できて、本当に誇らしいです。「やっと世の中が追いついてきたな」という感じです。気づくの遅えよ、世の中。あなたはいつもわたしたちに感謝を伝えてくれて、いつでも最高の「増田貴久」を見せてくれます。そんなあなたが大好きだから、あなたの努力を知っているから、誰よりも幸せになってほしいと心から思います。だから今のこの状況が、悔しくてたまらない。こんなに素敵な人の夢が、どこの馬の骨かも分からないウイルスに潰されてしまいそうになっているこの状況が本当に悔しい。でも、あなたが「絶対に会おうね」と言ってくれたから、わたしは待ちます。待てます。あなたの夢がまた動き出すその日まで。あなたがまた幸せを実感できるその日まで。一刻も早くこの状況が終息して、あなたの努力が報われ、あなたの夢が叶いますように。

 


34歳の誕生日、おめでとうございます。