夢の中まで

好きだから崇めるスタイル

「手越祐也」の形態変化の面白さ


最近「手越祐也」への興味が尽きない。

別に増田さんから担降りして手越担になったわけでもなく、手越さんのdr期到来ってわけでもなく、手越さんが急激にかっこよくなったとかでもない。それよりも「手越祐也」という人間が面白すぎるんじゃないかという興味が湧いて尽きない。

手越さんにはいくつかのモードがあるんじゃないかという風に私は考えました。

まず一つめは、手越祐也何の抵抗も無く奇行に走るモード。
この前の「テゴマスの青春」広島公演で、開演前ゴスロリ女装をして会場内を歩き回るという奇行をやってのけた手越祐也さん。正直理解に苦しむ。これは手越さんだから「キャー可愛い♡♡祐子ちゃんはすはす♡♡」とかなるかもしれないんですけど、事実だけ述べると「26歳男子が女子だらけのジャニーズのコンサート会場でゴスロリ女装をしながら徘徊する」ということになる。

怖すぎる。

社会的にヤバい人。一歩間違えたら犯罪沙汰。とりあえず職質は絶対に受ける。
そんなクレイジーなことも楽しんでやっちゃって、コンサートのMC中に写真公開して「これ俺俺ー」っつってキャーキャー騒ぐファン見て笑う手越さん。「みんな案外気づかないんだね!」とか論点そこじゃない。
ちょっと前にも雑誌で「プライベートで女装して外出てみたんだけど、めっちゃナンパされて女の子って大変だな、と思いました。」って答えてて、いや論点そこじゃない。「女の子って大変だな」じゃない。そこ全然気にならない。「プライベートで女装して外出てみたんだけど」っておい。それもう完全に癖じゃん。性癖として認められるやつじゃん。まだコンサートとか雑誌とかで仕事でやるなら大丈夫だけど、「プライベートで」って言っちゃったよ。まず何の目的でそれをやろうと思ったのかとかどんな格好したのかとかいろいろ取り調べたいとこあるよ?怖い怖い!
まあ奇行というか女装限定の話になってしまったのですが、なんの抵抗も無く奇行に走る、あと人と少し論点がズレてる、というところにこのモードの手越祐也の面白さを感じます。

やっぱり面白い手越祐也。もはや怖い。
そしてもう一つ、手越祐也イッテQモードです。イッテQにおいて、スタッフさんのありがたい編集によりかなりいじられキャラと化していますが、これがまたああいうワードとか行動とかポンポン出ちゃう手越祐也さすがだなと毎回思います。イッテQにおける手越祐也vsその他メンバーという構図はやっぱバラエティにとって定番の構図だし、どんな人でも素直に笑えると思うんです。確かにファン側から見ても腹立つシーンは多々あるので、ファンじゃない人から見たら相当イライラされることも多いと思うのですが、あの番組を見て「手越祐也」を心から嫌いになることは絶対にない。ファン側から話しているのでただのエゴに聞こえるかもしれませんが、かっこつけてる奴がビビってる姿とか、絵が全然書けない姿とか、そういう面を見てると、きっとかっこつけてシャツとか脱ぐシーン流してもかっこつけて生意気なコメント言っても許せちゃうと思うんですよね。さっきまで「ジュテーム♡」とか言ってた奴がいざ絵描いたらただのゾンビとか、チャンカパーナ歌いながら国旗掲揚してた奴がクモ見てパニィィィィィィッック!!とか、落差がすごい。そしてそこが面白い。そのイッテQの流れが他の日テレ系の番組にも広がって、合体特番でも取り上げられるほどに。嵐二宮さんにも「嫌いです」というありがたいお言葉を頂き、関ジャニ村上さんからも「手越嫌い」とのありがたいお言葉が。この発言こそイッテQの組み立ててきた「手越祐也」というキャラクターが成功しているということを示す2人のお言葉なのではないでしょうか!
イッテQにおける手越祐也というキャラは本当に手越さんしかできないキャラだと思います。根っからの負けず嫌いで、何にでも妥協せず本気でやって、ナチュラルに腹立つこと言えて、もう天性。正直少し前は出ていてもあまり喋らず目立たない時期もあったのですが、最近は完全にイッテQの強烈キャラの一つになっていると思います。スタッフさんの並外れて素晴らしい編集と手越さんの天性の才能が開花してできたこのキャラ。世間にもっともっと浸透してほしいな、と思います。

他にもいっぱい手越さんにはいろんな面があります。
これは言っておかなきゃ申し訳ない手越祐也大真面目モード。
主に歌関係で発揮されるこのモードですが、普段からは想像出来ないほど真面目に取り組んでる手越祐也モードです。レコーディングやコンサート会場の音響に関しては、他のメンバーから絶大なる信頼を置かれています。歌唱力に関しても明らかにグループを引っ張っているのは手越さんだし、普段なんであんなにふざけてるのにこんないい歌声してるのかしら彼…みたいに乙女の心を弄ぶのも特徴です。
そして他に代表的なのが手越祐也王子様モード。
「子猫ちゃん」やら、「ファンのみんなが彼女」やら、ふつうに言ってのけてしまう根っからのアイドル。光一先輩や宮川大輔さんに心から気持ち悪いと言われても「ウザい、嫌い、カモンカモン」つってバンバン投げキッスしまくる。もうなんか一種のエンターテイメントですよねこれ。ライブ会場でももうなんか「キャー!!」ではなく「今日も出たー!!」みたいに感心してる空気が最近漂い始めてるのが面白くてしょうがないです。
次、手越祐也ストッパー破壊モード。
宮川大輔さんからのLINEに「ポー」だけで返してみたり、KちゃんNEWSで放送できないような言葉連呼してみたり、社会的にどうなんすかっていうことをやりたくなっちゃう、中2みたいなモード。これに関しては本気で理解に苦しみます。メンバーと喋ってる時はほぼこのモードなんじゃないでしょうか。こんなに自由に喋ってたら人生楽しいんだろうな…と羨ましくなるほど彼は自由です。言いたいこと言います。やりたいことやります。増田さんに本気で腹立つからポーポー言うのやめろって言われても自分が楽しいから絶対やめません。ラジオで色の話しちゃいます。リスナー一切分からないとか関係ないです。楽しいから、彼が。手越祐也大真面目モードからは一切想像出来ない、いわば「ファンしか知らない」モード。だから歌番組とかで「手越くんかっこいい!」と思ってラジオ聴いたりしたら「こっ、こんな感じなの…?手越くん…?私こんな手越くん知らないっ!」って新規ファンはなります。ここでこの手越さんを受け入れられるか否か!まあしばらく見てれば慣れて楽しくなるとは思いますが。

こんな感じで、まあ思いつく限り書いてみましたが、きっとこんなもんじゃない、手越さんのポテンシャルは。だから、ずっと見ていても飽きない。何年好きでも、さっき好きになっても、どんどん違う面が出てくる出てくる。しかも甘い言葉で髪の毛引っ張られて一度好きになったら戻れない。ストッパー壊れてる彼を見たあとに、大真面目モード見ると、ギャップにやられる。ここまでダラダラと書いてきたまとめとして、私は、「手越祐也」という人間の魅力は、多面性にあると思いました。たくさんのモードの中にあるそれぞれの手越さんの魅力。どのモードでも、ファンの心を掴んで離さない。そして、どのモードが欠けても「手越祐也」ではない。さすがにここまで振り幅が大きいアイドルは今までいなかったんじゃないでしょうか。

突然気になって手越さんについてタラタラと書いてきましたが、やっぱりこの人は面白い。ずっと見ていられる。ずーっと観察していたくなる人ですね。いつまでも個性が強すぎる手越さんでいてほしいなと思います。

最後に、日本テレビ系列W杯メインキャスター就任おめでとうございます。あなたの夢が叶って、私も嬉しいです。