夢の中まで

好きだから崇めるスタイル

今年こそは増田貴久30才の誕生日会に呼ばれると思ってメッセージを書いてたけど今年も呼ばれなかったのでここに書きます

拝啓、増田貴久様。

 

あなたがこの世に生を受けて、今日で30年が経ちました。火星でもなく、どこか遠くの宇宙でもなく地球に、そしてちょんまげの時代でもなく、マンモスを狩っていた時代でもなく、この2000年代にともに生きていること、感謝と感動を覚えます。ありがとう神様。

私があなたのことを好きになったのは、あなたが20才の時。私は今、その20才になりました。私があなたを好きになって10年。生まれた子が小4です。私は性懲りもなく、ずっとあなたを好きなままみたいです。これからも、こうやって毎年お祝いできたらいいなと強く願うばかりです。

私は去年も、この場にあなたに対するメッセージを書きました。そのときには、「現状維持とは言わず、もっと高みを目指してほしい」といいました。今年に入ってNEWSはめまぐるしく活動をしてくれています。私が追いつくのが大変なほど、何年か前からは考えられないほど、毎日のように私たちの前に立ってくれています。「地上波に出るの何か月ぶりだ」なんていうのも、ラジオで生存確認していた日々も懐かしいです。24時間テレビのメインパーソナリティーとして、夏に向けてまた多くの活動をしてくれるのも、楽しみで仕方ないです。これは確実に「現状維持」ではなく「進歩」です。これまで積み重ねてきたものが、ようやく実を結んだのです。アイドルをやれること、人の前に立てること、そんな当たり前に対して感謝を忘れないあなたですが、その感謝が、こんな幸せな形で実現されていると思うと、本当にうれしいし、あなたを応援してきてよかったと切に感じます。

NEWSとしての活動ももちろんですが、そのグループでの活動の中で、あなたはやっと、輝きを放ち始めました。こんなことを言ってしまうと失礼極まりないですが、いままでグループの中でも触れていいのか微妙だった「キャラが無い」という部分、そこをいじってもらえることによって、「キャラが無い人」というキャラを手に入れることに成功しました。これだけ個々にいろんなことをやって、一人一人の個性が強いグループもなかなかない。多分、他のグループにいたら、歌とダンスを頑張れば、ある程度輝けると思います。でも、NEWSであるからこそ、それだけではだめだった。歌とダンスは一級品、ジャニーズの中でもトップを誇れるくらいのパフォーマンス能力をもっていることは誰もが認めるでしょう。でも、それって一般の人には広まらない。ジャニーズ事務所だからこそ、ちゃんとしたパフォーマンスを見るにはDVDを買うしかない。それは一般の人からすると、割と高いハードルです。そこの高いハードルを越えてから印象に残っても、高みにはいけない。それがどうしてももどかしく感じるところでした。

でも、少しでもバラエティで興味を持って、好きになってもらうことは、ハードルが高くないはずです。NEWSの他のメンバーは、それに成功しています。NEWSというものをそもそも知ってもらうために3人は尽力しているのに、あなただけは、それに頼り切りだった。自分から動くこと、何かできること、それを探さないための言い訳かのように、あなたは「他のメンバーが個性強いだけ」と繰り返しました。私は残念でした。こんなに素敵な人なのに。もっとできるのに。でも、今年は違いました。

バラエティーで体を張って芸人さんと前に出ていく姿、今まで絶対やらなかった恥ずかしい壁ドンに挑戦する姿、アフリカに行って象のフンから水を飲む姿、そして、自分のことをいじらせる姿。今年に入って、あなたの知らない部分をたくさん見ることができました。自分ができることに、がむしゃらに取り組む姿、本当に素敵です。

今までずっとあった、高いプライドと「アイドルはこうあるべき」という先入観、それに縛られるのをやめた29才のあなた。30才のあなたは、もっと自由になってほしいと思います。まだまだ、できます、きっと。みんなが知らないあなたを、もっと世の中に見せてやりましょう。どんどん驚かせてやりましょう。なんでもいいんです、キャラなんて。「NEWSのなんかすごい頑張ってる人」でいいんです。自由になって、自分の好きなように頑張って、がむしゃらになってください。あなたが新たなステージに進んでいく姿、楽しみにしています。

 

30才の誕生日、おめでとうございます。