雑食系趣味

アイドルに関してはバイセクシャル

ジャニヲタが考える恋愛を固い文章で語ってみる会

moarh.hatenablog.jp

 

最近ジャニヲタ界隈では有名なあややさんのブログで「ジャニヲタと恋愛」という記事がアップされ、話題になっている。私もその記事を読ませて頂いたが、大変共感することが多かったし、私も書きたい欲に駆られたので、かなり遅めだが便乗したいと思う。
 
最初にまずは私のことを少しお話させていただきたい。私は小6からジャニヲタとしての道を歩み始め、現在大学2年生の19歳。約8年ジャニーズ事務所に貢ぐ生活を送ってきた。そんな私にも一度だけ彼氏がいたことがある。中学生の頃だが、1年だけ彼氏がいた。中学生の頃の私というと「もう増田くんしか見えない!!!この世界は増田くんを中心に回ってるの!!」とまあ危ないくらい夢中になっていた時期だった。よくそんな私と付き合ってくれたなあという気持ちが当時も今も強い。その気持ちから中学生の私は彼に「ジャニヲタだけどいいの?」と聞いたことがあった。彼は「だってそれは趣味だし恋愛とは別でしょ?」となんとも私が求めていた答えを言ってくれた。彼はなんともジャニヲタに理解のある中2男子だった。彼は2人でいる時に私がずっとNEWSの話をしてもうんうんと聞いてくれたし、今思うとすごく心の広い男の子だったんだと思う。そんな彼とは時の流れとともにお別れし、まあそこから高校に入ると今度はジャニーズだけでなく女性アイドルにも本格的に手を出し始め週末は現場に奔走する日々。平日も家に帰ったら録画した深夜番組を見て、夜は深夜ラジオを聴き、その反動で学校では爆睡という生活を続けていたら恋愛をする暇も青春する暇もなく高校時代が過ぎてしまった。大学生になったらよりお金と時間に余裕ができ日本各地に飛び回るようになった。なんやかんやで今に至っている感じだ。
 
まあこれが私のざっと半生のようなものなのだが、ここからは筋金入りのジャニヲタの私が恋愛についてどう思ってるのか、お話したいと思う。
 
 
ジャニヲタをやってるとよく言われるのが「ジャニヲタだからジャニーズみたいなイケメンが好きなんでしょ?」ということだ。「彼氏欲しい〜」的な話をすると百発百中でこのコメントを投げかけられる。これに関しては本当にNOなのである。ジャニーズを追っかけてるからジャニーズを恋愛対象として見ているわけではない。悪い言い方をすると私はあくまでジャニーズのタレントのことを「商品」として見ている。マンガの新刊が出るからという気持ちと同じような心持ちでCDを買うし、アニメの新しい回が放送されるから見ようという気持ちと同じような心持ちで出演するテレビ番組を見るし、野球の試合があるから見に行こうという気持ちと同じような心持ちでコンサートに行く。きっとこんなもんだと思う。他の趣味となんら変わりはない。もちろん、アイドルに本気で恋をする「本気愛」、「ガチ恋」と呼ばれる部類の人たちももちろん存在する。ただ、この部類に入る人ってジャニヲタの中では結構まれなのではないかと思う。このガチ恋勢の割合は、グループの年齢層、ファンの年齢層によってもかなり違ってくる。私的印象だと年齢の低いファン、グループの方がガチ恋勢は多い気がしている。しかしジャニヲタ全体で見たとき、やはり割合的にはかなり少ないと思われる。
 
ではそれはなぜなのか?なぜここまで貢いでいるのにガチな恋へと発展しないのか?それは、ジャニーズのタレントが持っている「距離感」にあるのではないかと私は思っている。女性アイドル、ジャニーズ以外の男性アイドルは今やCDを発売すれば握手会が当たり前だし、SNSで繋がれたり、ライブに足繁く通っていれば個人へ向けたレスなどをもらえたりする。しかし、基本的にジャニーズタレントに関してはそれがない。握手会も滅多なことがないと開かれないし、SNSはほぼ皆無。レス(ジャニーズの中ではファンサ)も何万人といる会場でもらうのは至難の技だ。このように、ジャニーズタレントというのはあくまで「遠い存在のアイドル」という元来のアイドル像を守り続けている。2000年代後半から現在までの約10年間で、アイドルには「近い距離」が求められるように変革が起きた。この変革はAKB48の登場によってもたらされたものだと私は思っている。それまでのアイドルというのはあくまで「手の届かない存在」であった。しかしAKB48が作り上げた「会いにいけるアイドル」というコンセプトが、世のアイドル全てに影響を与えたのだ。今までの常識を壊し、アイドルに「近い距離」という新しい武器、誰も勝てない最強の武器を装備してしまったことにより、今度はみんながその最強の武器を持つようになった。そしてその最強の武器を「持っていることが前提」になってしまったのだ。それがこの10年くらいのアイドルの大きな変化であるのではないかと思っている。この距離感の近さがガチ恋を生み出す一つの要因だと私は思っている。ゆえに女性アイドルの男性ファンは、ガチ恋に走ることが多いのではないだろうか。
しかし、そのような大きなアイドルの変革の中で、ジャニーズタレントはあくまで遠い存在を保ってきた。あくまで「アイドル」であることを前提とした。遠い存在であると何が起こるのか、私は「想像の難しさ」と「神格化」をもたらすのではないかと思う。
「想像の難しさ」というのは、あまりにも遠い存在すぎて、自分の彼氏になった姿が想像できない、ということである。きっと普通の恋、誰か好きになる時って「あの人とデートしたい!」とか考えると思うのだが、それがジャニーズタレントでは難しいのではないかと思う。なぜなら私たちは「アイドルである彼ら」しか見せてもらっていないからだ。歌って踊って、アイドルの範囲内で喋ったりコメントをする増田さんをずっと見てきている。あくまで私の場合だが、私が8年追ってきた増田さんを彼氏にしていいですよ!って言われて、2人でデートみたいなことをしても、まずそれが想像できないし、無理やり想像してみても、きっと楽しめない気がするのだ。私が好きなのは、あくまで「遠い存在=アイドルである増田貴久」なのであって、彼氏になった増田貴久ではないからだ。しかももしそんな状況になったら何も考えられなくなり頭パンクして吐血して倒れる自信がある。基本的にファンがジャニーズタレントを好きになる時は必ず「アイドルである彼ら」を好きになっているのである。いざ身近に来てしまったら「アイドルである彼ら」ではなくなってしまうかもしれないし、そして私たちジャニヲタ側が正気でなくなる可能性が多いにある。あくまで「アイドルである遠い存在の彼ら」に心奪われたジャニヲタは、遠い存在のまま輝き続けてくれればそれで十分なのだ。
二つ目の「神格化」だが、これはあくまで遠い距離を保って応援してきたことによって、好きなタレントのことを神みたいに扱うことによって「私なんかがお近づきになるなんて申し訳ない!!」という思想に発展することである。これは遠い存在であるからこそ出てくる考えなのではないかと思う。ジャニヲタは基本的にたまにしか会えない、画面越しにしか会えないからこそ、彼らに対して希少価値が高まる。希少価値が極限まで高まった時、彼らは「神」になるのだ。こういう言い方をすると仰々しいが、他に上手い言い方が見つからない。「神」の彼女になろうなんてなかなか思わないだろう。遠くから見てるだけでいい、許された範囲内で会えるだけで幸せなのだ。そうファンに思わせてしまうほどの魅力が彼らにはあるのではないだろうか。遠い距離感がもたらす現象の一つだ。
 
このようにジャニヲタは、遠い距離感によって彼らにガチで恋することを無意識に制限されている。距離は遠いが心をがっちり掴んで離さないジャニーズタレントのポテンシャルの高さも目を見張るものがあるが。
 
この文の中で私一人の意見なのに「ジャニヲタ」総じてこの意見だ!のように語ってしまって申し訳ない。あくまでこれは、私個人の考えの域を出ない。その点はぜひご了承願いたい。
 
 
「ジャニヲタと恋愛」は非常に深いテーマだ。自分自身考えることがたくさんある。またぜひこのテーマについて語りたい。